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Q:不妊検査のフーナー検査(ヒューナー検査、性交後検査)とはどういうものですか?

[2010.08.20]

排卵の時期には子宮の出口から分泌される頚管粘液の量が増加します。この頚管粘液には精子が子宮の中に入るのを助ける役目があります。

フーナー検査(ヒューナー検査、性交後検査)は、排卵期に性交渉をしていただきその中に良好な運動を示す精子が認められるかどうかを調べるものです。この検査で異常となるのは、運動精子が少ない場合、頚管粘液の分泌が不十分な場合、頚管粘液の中に精子の動きを止める精子不動化抗体が分泌されている場合などです。

この検査を適切に行うには、下に挙げるいくつかの注意点が必要です。
・頚管粘液の分泌量の多い時期(排卵の時期)に行う。
・パートナーは4日間以上の禁欲の期間をもってもらう。
・性交渉後2−3時間以内に受診していただくのが理想的です。

検査の時期が不適切であったり、クロミッドなどの排卵誘発剤の使用周期で頚管粘液の分泌量が極端に少ない場合は、判定を保留する事があります。この場合、別の周期に再検査となることがあります。

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