Q:婦人科で双角子宮という子宮奇形といわれました。妊娠や出産はできるのでしょうか?

子宮は子宮頚部という子宮の出口の部分と子宮体部という子宮の奥の部分(妊娠する場所)の2つの部分に分けられます。子宮の形態異常を子宮奇形と呼びます。超音波検査、子宮卵管造影検査、MRIなどにより診断されます。

双角子宮とは子宮頚部が一つで、子宮体部が左右の2つに分かれているものを指します。他の子宮や膣の形態異常では、月経がこない、月経痛がひどい、うまく性交渉ができないなどの症状がでることがありますが、双角子宮は特に症状はなく、健康診断や妊娠や他の病気をきっかけに偶然発見されることが多いといわれています。

双角子宮は必ずしも不妊症の原因とはならないと考えられます。妊娠経過や分娩も問題ないことが多いのですが、場合によっては流産や分娩時のトラブルの原因となることがあります。

Q:旅行のため生理の時期を遅らせたいのですが、いつごろ受診したらいいでしょうか?

月経の開始を遅らせる場合には、次に月経が始まると考えられる時からおおよそ1週間前から薬を内服してもらうこと多いです。場合によっては注射剤を用いることがあります。

月経の直前に来院されても時期をずらせないことがありますので、少なくとも次の月経開始の予定日の1週間以上前に受診されることをお勧めします。

Q:不妊治療中に子宮鏡検査をしましょうと言われました。どのようなものでしょうか?

子宮鏡検査(子宮ファイバースコープ検査)は子宮の中に細いファイバースコープを挿入して、子宮の内部を調べる検査です。

子宮内膜(子宮の中の妊娠する部分)が子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの病気により変形していると着床障害の原因となることがあります。超音波検査で不妊症に対する影響についてある程度は診断できますが、子宮鏡検査はさらに正確に診断することが出来ます。

また、治療を続けても妊娠に至らない場合に着床障害の原因検索の目的で子宮鏡検査を行うことがあります。

卵管の通過性が不良である場合、卵管の出口に細い管を挿入することにより、卵管の閉塞の診断及び治療を行うことが可能です(卵管選択通水術)。

Q:子宮ファイバースコープ検査とはどのような検査なのでしょうか?

子宮ファイバースコープ検査は子宮鏡検査とも呼ばれます。細い内視鏡を子宮の中に入れて、子宮の内部を観察します。この検査は月経開始より10日目前後で行います。検査中にはある程度の下腹部痛がおこることがあります。

この検査により、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、子宮体癌や前癌病変の性状などがわかります。

医療機関によっては、事前に患者様の感染症(B・C型肝炎、梅毒、エイズなど)の有無を検査をおこなうことがあります。

町田市子宮がん検診について

9月13日(月)から、町田市子宮がん検診の受付が開始となります。子宮がん検診の詳細(町田市のホームページへ)