Q:基礎体温をつけると何が分かるのでしょうか?付けた方がいいですか?

第2次性徴を迎えた女性は女性ホルモンの周期的な作用により月経がおこります。この月経周期の前半には卵胞ホルモン(エストロゲン)が、後半には卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌され、子宮のみならず、体中のいろいろな臓器で作用します。

黄体ホルモンの主な作用は子宮の中で受精卵が着床する部分である子宮内膜を変化させて、妊娠しやすい環境を整えることです。この黄体ホルモンには体温を高くさせる作用があります。そのため、周期的に月経がきている(あるいは排卵している)女性の体温をみると、体温の低い時期(低温期)と高い時期(高温期)が交互に現れます。

基礎体温で全てのことが分かるわけではないのですが、低温期と高温期が周期的に現れていれば、女性ホルモンに関する大きな異常はないと考えていいと思います。

基礎体温の低温期の最後のところ、あるいは低温期と高温期の間で排卵がおこると考えられるので、この時期に性交渉を持つと妊娠する可能性が高くなります。妊娠を目指す場合の性交渉を行う目安になります。

基礎体温は女性が自分の体について理解する一つのツールになると思います。

Q:1年間生理が止まっていますが、大丈夫でしょうか?

人間の体は時計や機械ではないので、普段周期的におこっている月経が一時的に止まってしまったり、周期が乱れたりすることはありえます。

しかし、何らかの異常なことが体におこってしまい、月経が止まってしまうこともありえます。

おおまかな目安として、3ヶ月くらい月経がない場合には婦人科に受診して、検査を受けられることをお勧めしています。

主に血液の検査でホルモンの状況を確認し、患者様の状況に合わせて治療を行います。

Q:婦人科に受診したら、内診は絶対に受けなくてはならないのでしょうか?

婦人科では主に外陰部、腟、子宮、卵巣およびそれらの周囲の病気を扱います。そのため、これらの部位に病気がないかどうか調べるには内診台に上がってもらって診察を受けていただくのが一般的ですし、また有効なことだと思います。性交渉のご経験のある方の場合には腟から、性交渉のご経験のない方の場合には肛門から内診を行います。

では、逆に内診台にのって診察をしないとこれらの部位の病気は分からないかと言えば、必ずしもそうではありません。病気の種類や場所によっては内診を受けずに診察を行うことは可能です。

婦人科に受診した際には、ご希望を遠慮なくお話になってください。ただし、内診を行わないと分からない病気もありますから、ご理解をいただきたいと思います。

開院いたしました

2010年5月10日、町田市森野(最寄り駅:小田急線 町田駅)に開院いたしました!