Q:子宮外妊娠で手術を受けました。原因はあるのでしょうか?

受精卵が子宮の中の膜(子宮内膜)に着床して妊娠が成立します。受精卵が本来着床すべき場所ではない所に着床した場合を子宮外妊娠と呼びます。子宮外妊娠は異所性妊娠ともいいます。子宮外妊娠(異所性妊娠)が最も多くおこるのが卵管(子宮と卵巣をつなぐ管)です。その他には卵巣や腹膜(お腹の中を裏打ちしている膜)などがあります。

子宮外妊娠(異所性妊娠)をおこす原因として、クラミジアの感染が挙げられます。性行為感染症の一つであるクラミジアは卵管内や卵管周囲に炎症を起こし、卵管の機能をおとした結果、子宮外妊娠になりやすくなると考えられます。子宮の中で左右の卵管はつながっているので、片方の卵管におこっていることは反対側の卵管にもおこっている可能性が高いと考えられます。したがって、子宮外妊娠で治療を受けた患者様は反対側の卵管にも子宮外妊娠をおこすリスクが高くなります。