Q:不妊症の検査で何も異常が見つかりませんでした。これは治療しなくてもいいということですか?

不妊症の原因を探すために、ホルモン検査、卵管の検査、超音波検査、性交後検査(ヒューナー検査あるいはフーナー検査)、精液検査などが行われます。全ての検査で異常がない場合を原因不明不妊症と呼びます。

原因不明不妊症には、本当に何も異常がないケースと本当は異常があるけれどもスクリーニング検査のレベルでは分からないケースとどちらもあり得ます。

原因不明不妊症の治療は、より妊娠の可能性を高くするための治療になります。ホルモンの異常がなく、排卵に問題ないと考えられる場合でも排卵誘発剤を使用することがあります。また、治療の過程で人工授精をお勧めする場合や腹腔鏡手術などをお勧めする場合もあります。

一般的には、身体的および経済的に負担の少ない治療から開始して、妊娠に至らなければ治療をステップアップしていきます。最終的な治療は体外受精となります。どのような治療を何回ずつ行うかは患者様のそれまでの経過やご年齢により違います。治療に対しての患者様のご希望も治療方針を決める重要な要素の一つです。ご夫婦で話し合われたことを外来でお話しになって下さい。