Q:子宮筋腫の手術を勧められました。子宮を残せないでしょうか?

子宮筋腫の手術には、子宮を全部とる手術(子宮全摘術)と筋腫だけをとって子宮を残す手術(筋腫核出術)があります。筋腫核出術では子宮が残るので将来的に妊娠できるのですが、子宮筋腫が再発してまた手術が必要になる可能性があり得ます。それに対して子宮全摘術では子宮筋腫が再発することはないのですが、妊娠の可能性もなくなります。

手術の方法には、お腹を大きく切る手術(開腹術)と内視鏡を利用して小さな創で行う手術(腹腔鏡下手術)があります。腹腔鏡下手術ができるか、あるいは開腹術となるかは子宮筋腫の大きさや位置により決まります。

残念ながら医療行為は100%安全ということはできず、どのような医療行為にも必ず合併症があり得ます。それぞれの術式にもやはり合併症やリスクはあります。医師としては総合的に判断して患者様の健康的な生活にとって最も良いと考えられる手術方法をお話しすると思いますが、最終的にそれを決めるのは手術を受ける患者様本人です。主治医や執刀医となる医師から情報をいただいて、十分理解した上で決めればいいと思います。