Q:基礎体温を使って妊娠を目指すにはどのようにしたらいいでしょうか?

月経後、排卵までは基礎体温は低く(低温期)、排卵後は高くなります(高温期)。排卵の前、つまり低温期の最後に体温が急に下がることが多く、その日に性交渉を持つと妊娠の可能性が高いといわれています。

ただ、実際には基礎体温表だけで排卵日を特定し、1回の性交渉で妊娠を成立させるのは難しいと思います。基礎体温表は周期が終わって、後から見返さないとどこが低温期の最後であったが分からないからです。また、低温期から高温期への移行がなだらかに進んだ場合、どこが排卵日かわからなくなります。

基礎体温表を使って妊娠を目指すことを希望している患者様には次のように説明しています。
①基礎体温表だけで排卵日を決めることはできません。
②排卵日を特定できませんが、排卵と思われる時期はわかります。
③排卵の時期の1週間くらい前から夫には禁欲をしていただきます。
④そろそろ排卵の時期に入ったら1日おきに性交渉をもちます。
⑤明らかに高温期になるまで1日おきに性交渉をもちます。

患者様のご年齢にもよりますが、上に述べたようにして6周期くらいたってもご妊娠に至らなければ婦人科に受診することをお勧めします。